近視などの視力を低下させる眼の病気にはざまざまな種類があります。
その一つに“白内障”が挙げられます。
眼の中には光の屈折を行うカメラのレンズのような水晶体があります。
白内障発病初期の頃はあまり症状がなく、明るいところでまぶしさを感じる位の程度です。
しかし放っておくと、どんどん重症化していきます。
症状が進むとだんだん眼球の中にある水晶体がにごって視力が低下したように物が見えにくくなったりひどく眼がかすむようになります。
いわゆる近視の症状が出てきます。
白内障は老化が原因で起こるケースがほとんどで、多くの人が患う病であると言われています。
現在のところ、はっきりと白内障を改善する薬物は知られていません。
白内障の進行を遅らせる薬物としては、カタリン、カリーユニ、イセチオン、タチオン、ある種の漢方薬が挙げられます。
しかし、白内障にはコレ!といった特効薬はないのが現状です。
状況によりますが、ほとんどの場合、手術を行って水晶体を取り出して人工水晶体で作られた眼内レンズを入れます。
眼がかすんで見えたり、眼の前が白いフィルターがかかったように見えるようになった時は、白内障の可能性大です。
少しでも眼に異常を感じた時は、できるだけ早く眼科専門医で検査を受けるようにこころがけてください。
早い発見が、眼の負担を和らげて白内障への進行をくい止めることにつながります。
近視の人、特に強度近視の人は白内障になりやすいという事は以前から知られている事実です。
男女とも20才以下で近視になった人を対象に調査を行ったところ、水晶体の内側の面に発生する後嚢下白内障が数倍の頻度で観察され、特に女性の方に多かったという報告があります。
また、近視でも軽度、中等度、高度に分けた分析では、より近視の強い人ほど後嚢下白内障の頻度が高い結果となってるようです。
白内障は老人の病気、と人事に思わず、近視の人は特に日頃から目を労わるように心がけましょう。
そして、少しでも異常を感じたらすぐに医師に診てもらいましょう。