先天性白内障とは

生まれながらに水晶体に濁りがあるものを先天性白内障の場合とよびます。
そのような場合には、新生児、乳幼児、学童期あたりまでに先天性白内障を発症します。
原因としては、下記の二つが挙げられます。

@遺伝的に白内障の要因を受け継いでしまったという場合
先天性白内障は生まれつき水晶体が濁っているため、外からの光が網膜に達せず視力の発達が妨げられます。
そのためできるだけ早い時期に手術をして、弱視になるのを予防する必要があります。
多くは常染色体優性遺伝の形をとるので、家族の検査も必要になります。

A母親が妊娠中に風疹にかかってしまった場合
特に妊娠3ヶ月以内に風疹にかかってしまうと、胎児は水晶体全体が全白内障になってしまいます。
こう説明すると、非常に怖い病気のように思われますが、現在ではもちろん風疹のワクチンは打ちますので、先天性白内障にかかる確率は非常に少なくなりました。

実は誰でも、白内障でなくても水晶体に濁りを持っています。
繊維細胞が水晶体のどこかの部分で発育不良を起こし、濁っています。
もちろん、老化が原因による濁りと種類は全く異なり、進行性のものは非常に少ないです。
もちろん、進行性の白内障のであれば、早急に手術して治療を施す必要はあります。

先天性白内障と発達白内障

出生時の水晶体は透明で徐々に濁ってくるタイプの白内障は、発達白内障といい先天性白内障と区別します。
水晶体が透明な時期に光刺激を受けた経験があるため、弱視になりにくいと言われています。
遺伝性のものは20〜30%程度とされ、あとは母体内感染、全身性の代謝異常、染色体異常などが様々な原因があります。
なかには原因のわからない例もかなりあります。
また両眼性のものと片眼性のものとがあり、片眼性の場合は高率で斜視を伴います。


ページトップへ
Copyright © http://haku-naisyo.com/ All Rights Reserved.